日本製マッサージチェアのファミリーイナダ公式通販サイト

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敬老の日のマッサージチェア

父との思い出を少々。

父が透析患者になって10年を迎える。会うたびに、老いを感じる今日この頃、父の姿は記憶よりも小さく、腕も足も細くなっていくばかり。もうそんなに長くないのかもしれない。不思議と別れが近づいているのに寂しさもない。その日が来たら違うのかもしれないけど。

そんな父親が教えてくれたことで、記憶があるのは2つだけ。ドロップの投げ方と左ピッチャーの一塁牽制。そう父親であり野球の監督であった。そして野球以外は何も学ぶべきものがなかった。昔から何を考えているか分からないと自分自身よく言われてきたが、それ以上に何を考えているかわからない父親だった。まあ今でもほとんど分かってない。

ちょうど20歳の時。そんな父親が借金を残して失踪した。もうこの話は当時から散々繰り返した内容なので、今生きている時点で説明は省略。
まあいろいろあって、30歳くらいのときに父親と初めてふたり酒をした。が、やっぱりそれはなかなか照れくさいものであり、結局は行きつけの寿司屋で大将と女将さんを交えての会話に。ホントはもっと確信をつく話もしたかったが。そもそも、そうは言っても男同士なんで。今となっては、ほどほどいい思い出。

父の現状も少々。

今は母の実家で両親ともに生活をしている。母方の私にとっての祖父母はともに他界している。元々の祖父母の実家が今の実家になっている。この過程も、まあ様々あるが、割愛する。いまだに「おばあちゃんの家」であり、爺さんが生きているときは、「じいちゃんち」であって、自分の実家だという感覚は根付いてない。おそらくこれから先も。そこで前述のとおり、我が父は週3回の透析患者でこの実家風のところで生活をしている。母はその介護。そして驚くべきことにうちの母親はもうこの介護生活を30年続けることになる。祖父、祖母、そして父親。
鹿児島の過疎化が進むこの街へ、まさか自分が帰ろうと思うとは夢にも思っていなかったが、この母が歩む30年間への罪滅ぼしなのか?近年はその街へ戻ろうかという想いが沸々といかないまでも。ポツポツと芽生えつつあるのは事実。

敬老の日にマッサージチェアを贈りたい。

そんな母への罪滅ぼしに。あと父へのなんだろう?同情?みたいな感情で両親にマッサージチェアを贈ることにした。まあ祖父母の家のイメージで安直にマッサージチェアが浮かんだわけだが。マッサージチェア買ったはいいけど、結局使わない。みたいなことは避けたいなと思い、自分自身で探してみた。
「マッサージチェア 通販」みたいなキーワードで辿り着いたのは、ファミリーイナダの公式サイト。メーカー名かどうかも当初定かではなかった。でも、「贈っておしまい」にはしたくなかった。父母が「使い続ける」逸品をそう探し抜いて出会ったのが、「ルピナスロボ」。最初は、「高っ!」だったが、まあこれなら使い続けてもらえるんじゃないかな?と。そして5年の分割払いも魅力的。
これなら100万円近いこのラグジュアリーマッサージチェアもお買い得。
これで母親への罪滅ぼし。そして父親への。なんなんだろ。ヘブンズチェア?
父親らしいことをしてもらった記憶は断言できるのも悲しいけど、ほぼ無くて。どっちかというと野球監督の記憶が大多数な父親に。今までご苦労さん。安らかに。って気持ちが強いのかな?まあ残りの人生を楽しんで欲しいという気持ちも加えて、そして自分への時間稼ぎで今年父に贈ることにしたこのルピナスロボ。せめてローンがある5年間は座り続けて欲しいものだ。
あ、ということは父に長生きして欲しいということなんだな。今更気づいた。いつまでも長生きしてください、両親ともに。
決して高くないルピナスロボ。あなた方から受けた恩恵はまだまだ返さないといけないってことだな。

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