![](https://gigaplus.makeshop.jp/familyinada/img/contents/fabric/fabric01.jpg)
ファミリーイナダ
女性スタッフが
求める生地とは?
毎々お世話になります。
ファミリーイナダです。
ここではファミリーイナダの
商品開発にまつわる
エピソードをちょこっと
ご紹介しています。
![黒革マッサージチェア](https://gigaplus.makeshop.jp/familyinada/img/contents/fabric/fabric02.jpg)
前回ご紹介いたしました話の中で、
マッサージチェアは
男の人たちのためのものではないんです。
と言い切った女性スタッフたちは、
まず生地を見直したのでした。
女性からも愛されるマッサージチェアをつくりたい。
そう、この一心で動きました。
しかしながら、
当時の売れ筋はいわゆるマッサージチェアというもので
皆様方が思い描く、黒革のご家庭にある、あいつです。
![](https://gigaplus.makeshop.jp/familyinada/img/contents/fabric/fabric03.jpg)
当時を振り返ると、あんまり声には出さなかったですが。
会議の参加メンバーの多くは悩んでいましたね。
フラストレーションを各々が抱えてたと思いますよ。
ホントはこう言うのを売りたいんだけどなあ。
でも現実は、あの黒革のあいつが君臨している。
マッサージチェア業界は、
やっぱり男性マーケットなのかな?
この覆せないマーケットシェアをなんとかしたい。
でも、現実は。。。
これを3週くらいグルグル悩んでいましたが、
ここで、ついに気づいちゃいました。
というか発想の転換ですね。
黒革のあいつが選ばれているわけではない。
あいつしかいないんだ。
だから女性が買わないんじゃない??
![](https://gigaplus.makeshop.jp/familyinada/img/contents/fabric/fabric04.jpg)
だからつくろう。
待望の女性が待ち望んだマッサージチェア。
その使命と責務が私たちにはあるんだ。
胸を張ろう。自信を持とう。夢を叶えよう。
女性からも愛されるマッサージチェアをつくるんだ。
マッサージチェアは
男の人たちのためのものではないんだ。
私たちにイノベーションが舞い降りた日の話です。
そして私たちの会議に笑顔が戻りました。
![](https://gigaplus.makeshop.jp/familyinada/img/contents/fabric/fabric05.jpg)
生地の話。
やっぱりここまで振り回された生地の話が、
はじめに議題になりました。
黒革のあいつから脱却すべきじゃないのか?と言う話に。
マッサージチェアを娘さんが、還暦のお祝いに、
お父さんお母さんに。というシチュエーションでの
マッサージチェアをご購入いただくことは結構多く。
実家に帰省したときにそのマッサージチェアを味わう。
そこで初めて気づく違和感。慣れ親しんだ我が家に、
黒々とした無機質な存在感を示す黒革のあいつ。
でも、いまどき実家もオシャレだから。
![](https://gigaplus.makeshop.jp/familyinada/img/contents/fabric/fabric06.jpg)
生地はインテリアに調和するものへ。
キャラボで取り入れたカラーは、
ライトグレーとベージュの2色展開。
色の決め手はお部屋に調和するカラーリング。
だからみなさま、キャラボをご覧になる際は、
置かれる室内をイメージしてください。
そうすると見事にマッチングしませんか?
そして、さらに気づきました。
今まで散々言ってきた黒革のあいつ。
マッサージチェアであってマッサージチェアじゃない。
ここに女性らしさ視点があるんじゃないか?
マッサージチェアは、ソファなんです。
黒革のあいつは、ソファじゃないんです。あいつはマッサージチェア。マッサージの施術中はくつろげますが、マッサージが終わるとソファへ移るんです。
となると2台分ソファがあることになって、だから違和感があるんじゃないかと。
だったらマッサージチェアをソファにしたらいいんじゃないか?
そうして生まれた女性視点、調和するソファ調マッサージチェアCALABO-deluxe-誕生の瞬間です。